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就活の軸の定義と自分に合った軸の見つけ方と活かし方

  • 執筆者の写真: MECOS株式会社
    MECOS株式会社
  • 2024年12月17日
  • 読了時間: 8分

更新日:2月12日

就活を進める中で、「就活の軸を決めることが大切」と耳にすることが多いと思います。

しかし、「そもそも就活の軸とは何か?」や「どうやって見つければいいのか?」と悩む方も少なくありません。


そこで本記事では、就活の軸の定義と自分に合った軸の見つけ方と活かし方、選考での活用方法までを徹底解説します。


軸を明確にすることで、選考で自信を持って答えられるようになるはずです。

ぜひ参考にしてください!

就活 インターンシップ

● 就活の軸とは何か?

「就活の軸」とは、言い換えれば「自分が働く上で大切にしたい価値観」や「求める仕事の条件」 のことです。

企業選びや職種選びにおいて迷わないための指針となり、自己分析を通じて導き出されます。

自分がどんな価値観を持ち、どんな環境で働きたいのかを明確にすることが、就活をスムーズに進めるための鍵となります。


例えば、


・ 仕事のやりがいを重視したい

・ ワークライフバランスを大切にしたい

・ 成長できる環境が欲しい

・ 安定した企業で働きたい


こうした価値観や条件を元に、自分にとって最適な企業や職種を絞り込んでいきます。



● 就活の軸と志望動機の違い

では、就活の軸と志望動機はどのように異なるのでしょうか?「志望動機は考えたけど、就活の軸は必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

結論から言えば、就活の軸と志望動機は重なる部分もありますが、位置づけが異なります。


就活 インターン

就活の軸は、あなたが仕事選びをする際の大きな方向性を示すものです。

一方、志望動機は、 その方向性を基に「なぜこの業界なのか」「なぜこの企業を選んだのか」を具体化したものです。

例えば、「社会貢献をしたい」という就活の軸を持っているとします。

この軸から、医療業界や教 育業界など、社会貢献に関わる業界が選択肢に入ります。

そこからさらに、「医療の分野で特に 〇〇の課題に取り組みたい」という業界の志望理由、そして「その中でも〇〇製薬で働きたい理由」が志望動機として具体化されるのです。

就活の軸→業界の志望理由→企業の志望理由という順序で、自分の選択肢を絞り込む基準が段階的に明確になっていきます。

この流れを意識することで、選考で説得力のあるアピールができるようになるでしょう。


● 自分に合った就活の軸を見つける方法

就活の軸を見つけるためには、自己分析を徹底的に行い、自分の価値観や目指す方向性を明確にすることが大切です。

その際、「過去」「現在」「未来」の3つの観点から、自分がどのような時にやりがいを感じるのかを可視化していきましょう。


過去を振り返る


まずは、自分のこれまでの経験を洗い出してみましょう。

過去の出来事から、自分が大切にしている価値観を見つけることができます。

以下の質問に答えてみてください。


・ これまでに達成感を感じた経験は何ですか?

・ どのような場面で「もっと頑張りたい」と思えましたか?

・ 反対に、どのような状況が自分にとってストレスだったか?


例えば、「部活動でチームをまとめて目標を達成した経験」が印象深い場合、チームでの協働や目標達成を重視する価値観が浮かび上がります。


・ 現在の自分を見つめる


次に、今の自分の興味や関心について整理しましょう。

現在取り組んでいることや、興味を持って いることからヒントを得られます。

以下の視点で考えてみてください。


・ 今、どんな活動やテーマに興味がありますか?

・ 日常生活で「もっと知りたい」と思う分野は?

・ 他人からどんな強みを指摘されることが多いですか?


現在の自分の興味や得意なことは、就活の軸を見つける際に重要な手がかりになります。


未来を想像する


最後に、将来どのような姿でいたいのかをイメージしてみましょう。

未来の自分が求める仕事の姿を描くことで、軸がより明確になります。

以下の質問を考えてみてください。


・ 10年後、どのようなキャリアを築いていたいですか?

・ どんな人たちと働きたいですか?

・ 社会にどのような影響を与えたいですか?


例えば、「海外で活躍したい」というビジョンがある場合、「グローバルな環境で働けるか」が就活 の軸となるでしょう。


● 自己分析を進めるための具体的な方法

「過去」「現在」「未来」の観点をより、具体的に可視化できるように、2つの方法を解説するので、 ぜひ活用してみてください。


・マインドマップを作成

マインドマップは、頭の中にある考えや情報を可視化し、思考を整理するための便利なツールです。

就活では、自分の強みや企業選びの基準を明確にするために効果的に活用できます。

就活 自己分析

ステップ1:テーマを中心に書く


まずは紙やデジタルツールを用意し、マインドマップの中心にテーマを記入します。

例として「自分の就活軸」や「自己PR」をテーマに設定します。


ステップ2:テーマからキーワードを派生させる


テーマを中心に、思いつくキーワードを放射状に書き出します。

たとえば、「自己PR」なら、「強 み」「経験」「成果」などがキーワードとして挙げられるでしょう。


ステップ3:「なぜ?」を繰り返して項目を深掘る


それぞれのキーワードについて「なぜそれを重視するのか」「それを示すエピソードは何か」を考え、具体的な内容を書き足します。

これにより、自分の価値観や経験がより明確になります。


ステップ4:作成したマインドマップを活用する


完成したマインドマップを基に、エントリーシートや面接で使える自己PRや志望動機を作成します。


・モチベーショングラフを描く


モチベーショングラフとは、過去の経験を振り返りながら自分のモチベーションの高低を可視化するツールです。

就活においては、自己分析を深め、自分の価値観や強みを把握するために非常に有効です。


就活 モチベーション

● モチベーショングラフの書き方


ステップ1: 横軸に「時間軸」を設定する


横軸に自分の人生の時間軸を設定します。

例えば、幼少期、小学校、中学校、高校、大学といったように、時期を分けて記入します。


ステップ2: 縦軸に「モチベーションの高低」を設定する


縦軸にはモチベーションのレベルを設定します。

中央を基準値(普通の状態)として、上方向を 「モチベーションが高い」、下方向を「モチベーションが低い」とします。


ステップ3: 過去の経験を時系列で振り返る


横軸に沿って、過去の出来事や経験を振り返りながら、モチベーションの変化を線で描きます。

部活動やアルバイト、留学、失敗経験など、印象に残っているエピソードを書き込むと良いでしょう。


ステップ4: 具体的なエピソードを補足する


モチベーションが特に上がった、または下がったタイミングには、その理由を補足として記入します。

例えば


○ 高校の文化祭でリーダーとして成功を収めた→大きく上昇

○ 受験に失敗して落ち込んだ→急激に下降


5. グラフを完成させる


モチベーションの高低をつなげ、線グラフを完成させます。

これにより、あなたの人生におけるモ チベーションの流れが一目で分かるようになります。


● 就活の軸を持つことのメリット


就活を進める中で「就活の軸」を持つことは非常に重要です。

自分にとって何が最も重要なのかを明確にすることで、迷いなく進むことができます。


・志望動機が明確になる


自分の就活の軸がしっかりしていれば、面接やエントリーシートでの志望動機がブレることなく、 説得力を持った理由を伝えることができます。

「なぜこの企業で働きたいのか」「なぜこの業界に 進みたいのか」という質問に対しても、自信を持って答えられるようになります。


・企業選びが効率的


軸がしっかりしていると、数多くの企業の中から自分に合った企業を絞り込みやすくなります。

無理に選考を受ける必要がなくなるため、時間を有効に使えます。


・面接時の自信につながる


面接で「あなたの就活の軸は何ですか?」という質問を受けたとき、軸がしっかりしていれば、スムーズに回答できます。

自分の価値観や求めるものを明確に持っていると、面接官にも自信を持って伝えられるため、印象が良くなり、選考通過の可能性も高まります。


・自分のキャリアプランを描きやすくなる


就活の軸は、キャリアプランを描くための土台となります。

どのような業界や職種で働きたいのか、将来どのようなポジションを目指すのかが明確になり、目標に向かって計画的に進むことが できます。


●まとめ

就活の軸を見つけることは、就活成功への第一歩です。

自己分析を通じて、自分の価値観ややりがいを大切にする仕事を見つけ、その軸を基に企業を選ぶことが重要です。

軸を明確にすることで、就活を効率的に進め、希望の企業での内定を手に入れることができます。

自分に合った軸を見つけ、就活を有利に進めていきましょう。

大阪 インターンシップ


 
 
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