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学生時代に力を入れたことの効果的な伝え方

  • 執筆者の写真: MECOS株式会社
    MECOS株式会社
  • 2月6日
  • 読了時間: 3分

就職活動の面接では、「学生時代に力を入れたことはなんですか?」という質問が頻繁に問われます。この質問は、単に何を頑張ったかを知るためだけではなく、あなたの人柄や価値観、そして課題に対する取り組み方を企業側が評価するための重要な質問です。

しかし、多くの就活生がこの質問に対して適切に答えられず、抽象的で伝わりにくい内容になってしまうことが少なくありません。


本記事では、学生時代に力を入れたことの効果的な伝え方のポイントと具体的な回答例を紹介します。



● 回答の難しさ

「学生時代に力を入れたこと」を答える際、多くの人が陥りがちなミスとして以下の点が挙げられます。


・ 具体性がない:抽象的な表現が多く、何をどう頑張ったのかが伝わりにくい。

・ 成果が示されていない:頑張ったプロセスは説明しているが、結果や影響が抜けている。

・ 企業との関連性が薄い:自己PRとしては良くても、企業が求める人物像と結びついていない。


この質問に適切に答えるためには、具体的なエピソードを交えつつ、自分の成長や成果を明確に示すことが重要です。


● 回答例

例:長期インターンシップでのブース営業経験


私は学生時代、ベンチャー企業での長期インターンシップに参加し、イベント会場でのブース営業を担当しました。

最初は来場者に声をかけることはできたものの、商談につなげて契約を取ることができませんでした。

なぜ契約が取れないのかを分析したところ、商談中の提案の仕方や顧客のニーズの引き出し方に課題があると気づきました。

そこで、上司にロールプレイングを依頼し、フィードバックをもとにPDCAサイクルを回しながら営業手法を改善しました。

その結果、徐々に商談の成功率が上がり、 最終的には組織全体で1位の営業成績を獲得することができました。

この経験を通じて、課題解決力や粘り強さ、そして顧客のニーズを的確に捉える営業スキルを身につけました。


● 回答のポイント


この質問に対して効果的に回答するためには、以下の3つのポイントを意識すると良いでしょう。


1. STARフレームワークを活用する


○ Situation(状況):どのような環境で、どんな課題に直面したのか。

○ Task(課題):その中で自分が取り組んだ課題や目標。

○ Action(行動):具体的にどのような行動をとったのか。

○ Result(結果):その結果、どのような成果や学びが得られたのか。


2. 企業が求める能力を意識する


○ 応募企業の求める人物像やスキルに合わせたエピソードを選ぶ。

○ 例えば、営業職なら「目標達成のための努力」、エンジニア職なら「論理的思考力や問題解決能力」など。


3. 成長や学びを明確に伝える


○ ただの成功体験ではなく、その経験を通じてどのように成長したのかを伝える。

○ 「この経験を活かして、御社でも○○に貢献したい」と締めくくると、意欲が伝わりやすい。


● まとめ

「学生時代に力を入れたことは?」という質問は、あなたの人柄や思考プロセスを伝える絶好の機会です。

具体的なエピソードを交えつつ、どのような課題に取り組み、どう成長したのかを明確に伝えることが重要です。

また、企業の求めるスキルと結びつけることで、より説得力のある回答になります。

準備をしっかり行い、自信を持って面接に臨みましょう。

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